はるさん日記:2001.03

3/7
元気になったはるさんに会いにケアホームへ。昼食の時間だったので、食事介助をする。自分で移動でき比較的元気な入所者は、1階の食堂ホールでお食事をするので、2階に残って食事をする人は介助が必要な人ばかり。職員のかたは大忙しだ。食事に手間がかかっても、口から食べ物を食べることが大事なので、なだめたりすかしたりして食べ物を口に入れてあげる。
はるさんの髪が伸びていたので、散髪セットをお借りした。いろいろな道具が揃っているのね。部屋の一角を使って、素人床屋を始めた。はるさんがおとなしくしていてくれたので、上手に出来た(…ように思う)。職員のかたに「あらぁ、ベリーショートだわ、サッパリしたね」…ちょっと短かくし過ぎたかな。
3/21
近くでの用事のあと、ケアホームに寄ってみた。夕方になってしまった。はるさんは顔色はまあまあだったけど、目をギュッとつぶったままだった。話しかけると答えるのに目を開けようとしないので、まぶたを見てみると、なにやら赤くなっている。「ええっ、あざ?」と周りのみんなでビックリ!
でも、それはピンクのアイシャドーと気づき、一同大笑い。昼にお化粧をしてもらったんだって。
3/31
ケアホームで、毎月最終土曜日に開催している思いやり教室に参加した。今日のテーマは「在宅サービスの実態」。通所リハビリテーション、ヘルパーステーション、訪問看護ステーションの職員の方から現在のケアホームの様子を聞いた。こういう機会に、いろいろ学んだり情報をもらったりできるので、ありがたい。
講習終了後、はるさんのいる2階に行き、昼食介助をする。この2ヶ月間超忙しかったが、そろそろはるさん帰宅後の準備をしなくては…。
2月の入院以降、はるさんの食事は、すべてペースト食になったので、今までより調理に手間がかかりそうだ。うーん、どうしよう。戸棚にしまったままのフードプロセッサーでテストしてみようかな。

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